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子供はケガしやすい!?保育園で起きやすいケガ・対応は?

保育園

こんにちは、保育園看護師のいちごです。

ブログを読んでいただきましてありがとうございます(*^^*)

保育園に勤めていると、毎日誰かしらがケガをしているのでは!?と思ってしまいます^^;

子供にケガはつきものです。

今回は、保育園でよく起きるケガや対応について、

子供の特性を踏まえて書いて行きたいと思います!!

なぜ!?子供はケガをよくするのか!?

保育園では、大きなケガは稀ですが、小さなケガは日常茶飯事。

なぜ子供はよくケガをするのでしょう?

実際に保育に入っていて、お散歩などにも一緒に行く時・・・

子供の様子を見ていると、なぜケガしやすいのかが見えて来ました。

その理由は子供の行動の特徴にありました。

子供がケガをしやすい行動とは・・・

  1. 基本走る
  2. 前を見て歩かない
  3. 段差があると登る
  4. 視野が狭い
  5. 注意力散漫もしくは一点集中
  6. 友達との距離が近い

 

わたしが普段見ていて、ケガに繋がるのでは?と思う行動です。

基本走る

ウチの子供たちもそうですが、特に広い場所に出ると走ります。

まぁ別に外の広い場所だったら走っても良いかな〜とは思いますが、

乳児だとまだ足元がおぼつかなかったり、運動能力がまだ鈍かったりする、

また重心が高く、バランスを崩してしまうこともあり・・・

転びやすいのかなと思います。

部屋の中でも、走りたがる子がいますよね。『走らない!!』よく保育士さんが注意しています。

でも、子供が走りたいのであれば、思う存分走らせてあげたいなとも思ってしまいます^^;

安全を守ることと子供の欲求を満たしてあげること・・・そこで悩みも出てきたりします。。。

前を見て歩かない

これも我が子に良く言っていますが・・・『前見て歩く!!』

後の注意力散漫もしくは一点集中が関わって来るかと思うのですが、

色んな所に興味が行ったり、ある一つの物(事)が気になってしまい、結果的に前を見て歩けないと言う状態になってしまいます。

段差があると登る

こういうちょっとの段差とかにもすぐ登ります。

これくらい登るのは良いのでは?と思ってしまうのですが、

保育園は子供1人だけを見ている訳ではありませんからね・・・

みんな真似して登りたくなっちゃいますから。。

あとは、狭い所も好きですよね・・・

視野が狭い

これは、子供の特性でもありますが、

大人よりも目線が低く、視野も大人の6割程度しか見えていないようです。

そのため転びやすかったり、物にぶつかったりしやすいと言う行動が多く見られます。

目のことで言うと、乳児は視力も1.0以下なのでぼやけて見えます。

余談ですが、わたしは視力0.1以下なので乳児より見えてないです(;ω;)

注意力散漫もしくは一点集中

子供はとにかく好奇心旺盛!!

気になった物は、じ〜っと引き付けられるように見てしまうし、外で動く物がたくさんあれば、

キョロキョロ左右を見て歩きます。

すぐに気分が変わったり、興味も移るので、大人が予測不可能な行動に出たりします^^;

なので、先生達が注意して見ていてもケガすることも多々。。

友達との距離が近い

隣の子との距離感がまだ掴めないのか、お友達との距離が近くて、

結果的にお友達の手が当たった、指が目に入った・・・

このトラブルが多いです。

保育園でよく見るケガは!?

上記に書いた子供の特性から見て、多いケガは・・・

  • すり傷

園庭や公園で遊んだ時は、必ずすり傷作ってくる子供がいます

走って転ぶ、つまづいて転ぶ。

箇所としては膝、肘、手のひらが多いかな。。

  • 打撲(あおたん)
  • 頭を打った

走っていてどこかにぶつかる、前を見ていなくて友達とぶつかる。

バランスを崩して転んで頭を打つ。

  • 目に指(何か)が入った

ダンスをしてたり、体を動かして遊んでいる時、隣の友達の指が目に入る。

友達と近くで着替えていて、友達の服か何かが目に入った。

あとは、

  • 噛みつき
  • きり傷
  • 鼻血

も、よく見られますが今回は上記をメインに書きたいと思います。

 

ケガの対応

すり傷

基本的には、流水で流して洗浄、必要であれば絆創膏やガーゼで保護します。

消毒液などは使用しません。

打撲(あおたん)・頭を打った

打った部分の確認と観察、保冷剤などで10分程度冷やします。

痛みの程度(動かせるか)、腫れがひどかったり、皮膚の変色が強い場合には受診します。

頭も強く打った場合には、基本的には受診します。

目に指(何か)が入った

左右どちらの目か、充血、痛みの程度の確認。

目の場合は、何かが入った可能性が高い場合は、必ず受診します。

目は受診して診てもらわないと、傷付いているかどうかがわからないので、

受診して良かったと言うことが多々あります。

保護者への対応は・・・

わたしは保護者がお迎えに来る時間には、退勤しているので・・・

保護者への対応はしません。

申し訳ないのですが、そこは保育士さんたちにお任せしています。

保護者も色んな方がいますからね。

保護者によっては対応どうしたらいいか・・・と悩んでいることもしばしば。。

  • ケガの起こった経緯・状況を伝える
  • 園での処置
  • 謝罪

これが基本だと思います。

大体の保護者は家でもよくやってますから〜と寛大に受け止めてくれます。

しかし何回も同じようなケガが起きた場合には、変わって来ますよね・・・

保育園への不信感にも繋がって来てしまいます。

なので、ケガが起きた場合には、今後どういう保育をしたら良いか環境設定をどうしたら良いか

改善策まで考えるのが、ケガへの対応と言えます。

今回は、子供の特性を踏まえた上で起きやすいケガについて書きました。

ケガについてはまた別視点でもかけたらいいかな?と思っています。

最近の保育園事情

最近、職員の体調不良などが重なり、職員不足。。

保育に入ることが増えました。

保育に入ることは好きなので、全然構わないのですが、自分の仕事をする時間がありません。

先日は、配置表に記入して自分の仕事をする時間を確保していたのに、

急な職員の休みのため、ずっと保育に入った日もありました^^;

流石に保育士さんも申し訳なさそうにしていましたが、仕方ないですよね。

同じ職場で働いている者同士、助け合いは大切です(*^^*)

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