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保育園看護師の仕事内容とは?ケガや病児の対応・保健指導など(保健関連Ver)

保育園

こんにちは、保育園看護師のいちごです。

本記事の結論!!

保健関連は、子ども達や職員に伝えることが仕事です!!

伝えることが苦手なわたしにとっては、保育よりも緊張するものです。。

 

日々の保健業務・仕事内容

前回、保育園看護師の仕事内容として、保育メインの内容についてお伝えしました。

今回は保健関連バージョンの仕事内容についてです(*^^*)

ケガの対応

子どもにケガは付きもの^^;

お散歩や公園に遊びに行く日には最低でも一人はどこかで転び擦り傷を作って来ます。

基本的には水で洗浄し、必要であれば絆創膏で保腰して終わり!

室内遊びでも転んだり、お友達とぶつかったなどの時に赤みや痛みが発生することがあります。

そういう時に大活躍なのが保冷剤です。冷やして様子を見ます。

それ以外にもささくれ引っ張って血が出た~とかもあります。

病児対応

基本的には熱が37.5℃以上でお迎え対象になります。

が、その園児の個別性なども考慮し、37.5℃以上あっても少し様子を見ることもあります。

熱以外に機嫌・咳・鼻・倦怠感・食欲など全体的に見て、お迎え連絡が必要かどうか園長と判断します。

嘔吐下痢症状は園で2回以上した場合はお迎え対象になります。

子どもも自分が吐くという感覚はまだわからない為、急に吐きます^^;

嘔吐が起こると早急に嘔吐処理をしないといけないので、クラスの他の園児は隣のクラスに大移動することに。。

熱や嘔吐の子どもは医務室に移動し、保護者のお迎えを待ちます。

その間は看護師が保育します。

受診時の対応

ウチの園では、首から上のケガは受診対応となります。

  1. 園長にケガの報告
  2. 保護者にケガと経緯について電話で報告、受診の許可を得る
  3. 病院に園児受診のお願いの連絡をする
  4. 徒歩圏外であればタクシーを依頼する
  5. 園児の外出準備を整えて、受診先へ向かう
  6. 受診&処方箋受取(投薬が必要な場合のみ)。受信内容をメモする
  7. 帰園し、園長に受診内容報告
  8. 保護者に受診結果を電話で報告

だいたいこのような流れになります。

◆例◆園庭で遊んでいる時に顔から転び、口を打ち歯茎から出血。

→歯科受診。歯も揺れておらず影響なし。歯茎の切れた所に対して消毒を行う。

受診例についてはまた別の機会にお伝えしたいと思います(^^)

 

毎月行う仕事内容

職員の腸内細菌検査

給食を作る調理さんはもちろん、食事の配膳&介助を行う保育士、看護師も対象です。

毎月1回提出します。

検査結果の確認を管理を行います。

便秘の人や毎月締め切り日ギリギリに出す人など…毎月やってると特性がわかって来ます^^;

0歳児内科健診

嘱託医が毎月来て、0歳児のみ毎月健診を行います。

健康状態と発達について見てもらいます。

医師から伝えられた内容は、健康記録カードを通じて保護者にお知らせ。

予め保護者から子どもの健康面で気になる点など聞いていれば、医師に伝えて診てもらったりもします。

身体測定

毎月だいたい同じくらいの日にちに、午前中早めに行います。

ウチの圓は、乳児の日と幼児の日で分けて行います。

身長と体重、年に2回頭囲と胸囲も測定。

2歳児以上は自分で自立してできるので早いのですが・・・

0・1歳は一人で立てない子や泣いてぐずる子もいたり、お着替えも一人でできない為、結構時間がかかります^^;

登園許可書のまとめ

感染症にかかった時に、医師より

子どもの健康回復状態が集団での保育所生活が可能な状態である

という証明をいただく書類です。

これは自治体によっても指定する感染症が違ったりするみたいです。

主なものとして・・・

麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎etc…

わたしの園では、月の前半と後半にこの書類の集計をして、自治体に提出しています。

 

救急箱の点検

医務室にある救急箱の点検行います。

主に消耗が激しいのは絆創膏ですが^^;

チェック表を用いながら、在庫の確認と必要であれば補充を行います。

看護師会議

最近はコロナの為毎月ではなくなってしまいましたが、本社に各園の看護師が集まって会議をします。

会議といってもあまり改まったものではなく、自園での困りごとや相談したいことなどをみんなで話す感じです。

各園に看護師は一人ですが、本社に集まる時は同じ職種同士悩みを話したり、相談できるのでとてもありがたいです。

園児への保健指導

毎月やりたい!という思いはあるのですが、なかなか時間がなく隔月になりがちです。。

これは園児に対して保健的な指導…手洗い指導や、歯みがき指導などを行います。

こちらに関しては長くなりそうなので、別記事でお伝えしたいと思います♪

 

毎月行うこと以外の仕事内容

内科検診

0歳児健診と同じ嘱託医が年に2回、全園児に対して行います。

健康状態と発達(側弯etc…)、皮膚状態を見ます。

医師との日程調整や、当日の会場セッティング、医師の診察介助などを行います。

歯科検診

歯科検診も年2回全園児に対して行います。

虫歯の有無・歯の発達状態・かみ合わせを見て行きます。

こちらも医師との日程調整、歯科器具の準備、当日の会場セッティング、医師の診察介助などを行います。

プール時の監視

夏の時期、プール遊びの際に監視をします。

プールの監視員みたいな感じですね。

溺れてる子はいないか、プール内でふざけている子はいないか、体調が悪そうな子はいないかなど…

暑いので熱中症に注意です。自分が・・・。

乳幼児医療証の更新・保険証の有効期限確認

乳幼児医療証の更新は全園児同時期なので、提出のお願いをします。

その際、保険証の有効期限が切れそうな方には併せて声をかけます。

園でケガをして受診する時に必要なので、必ず新しいものに更新してもらいます。

眼科健診(耳鼻科健診)

これは4歳児クラスのみ行います。

内科健診・歯科健診と異なり、園ではなく眼科で行います。

健診までに、ランドルト環を使って視力検査の練習をしておく必要があります。

こちらも眼科医師と日程調整を行います。

新年度準備

身体測定の結果を記入する個人健康記録用紙や予防接種記録用紙を、毎年このくらいの時期には準備し始めていたのですが、来年度からは電子記録に移行されるらしく、紙類が減ります!!

ほけんだより(保健だより)の作成

ほけんだより(保健だより)は全園共通の為、全園の看護師がローテーションで作成しています。

毎月作成するわけではないので、負担は減ります。

 

職員健康診断管理

年に1回職員も健康診断を行います。

健診内容、健診を受けた日を管理し、職員が健診を受けるよう促します。

職員園内研修(嘔吐処理や応急手当など)

これは苦手なのですが・・・

嘔吐処理や応急手当の方法を職員に向けて研修のようなものを行います。

研修の内容やメンバー調整を考えたり、研修の内容を掲示して保護者にお知らせしたりします。

日々の健康相談

職員自身の健康面での相談だったり、子どもの体調で気になる点などがあると相談に乗ります。

あまり知識がない看護師なので、たいした相談には乗れませんが^^;

それでも頼りにしてくれて話してくれる職員がいるのはありがたいことです。

 

最後に、最近の家庭事情

先日、娘の来年度年長のクラス発表がありました。

担任の先生は年少の時に担任だった先生のうちの一人で、娘も好きな先生(*^^*)

お友達は…年中で仲良しだった子たちは離ればなれになってしまいましたが、

幼稚園に入る前から仲良しのお友達が一緒だったので、母としては少し安心。

今日は3学期終了式ということで、お迎えの時に担任の先生にお手紙を渡し、ご挨拶。

話しながら泣いてしまい、先生も一緒に泣いていました(T_T)

 

 

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