こんにちは、保育園看護師のいちごです。
娘の幼稚園が休みの間、職場の方は.3-5歳は学級閉鎖。
職員も濃厚接触者や体調不良で休んでいたり…
出勤している職員は、職員が少ない中で保育を回さないといけない状態で、みんないっぱいいっぱい。
私も給食の手伝いをしたり、担任の先生たちの休憩を回すので、午睡中の子どもをチェックする役目をしていました。
今回は、2年間勤務した大学病院の外科病棟を退職した後の転職先について書きたいと思います。
病棟看護師から外来看護師へ
何の知識もないまま飛び込んだ美容外科の世界。
きれいになりたい意識の強い女性たちが集まる場所…と言えます^^;
プチ整形という言葉が流行っていた頃でした。
簡単に言ってしまえば、自分の外見の気になる所を美容医療の力で改善していく専門科です。
病棟看護師との違い
勤務体制
シフト制
日勤のみのシフト制。
勤務時間は当番制で、一番早い勤務で10時から。遅い勤務は12時からでした。
都心ということもあり、仕事帰りの方も来られるようにと21時まで開院していたので、遅めの設定です。
休日休暇
完全週休2日
休みの希望は取りやすく、有休を使って平日連休したりもできました。
プライベート充実♪
残業
今は働き方改革などがあるのでわかりませんが、当時は残業は多め。
定時で帰れることはほぼほぼありませんでした。
短くても30分は残業^^;
でも残業代はしっかり出してくれるので残業が多いと給料も多くなりました。
事務作業・雑仕事
病棟では、患者さんに関わることだけを主にやっていましたが、外来は他の仕事もあります。
特にクリニックになると規模が小さく、従業員もその分少ないので役割も増えます。
電話応対
患者さんの次の予約を取ったり、治療・施術についての問い合わせの電話を受けます。
電話担当…みたいな日もあった気がします。。
薬の在庫確認・発注
院内で使用する薬の在庫確認をして、医薬品卸業者に発注します。
輸入の薬なんかもあったので、発注する業者も複数あり、慣れるまでは発注業はしません。
勤務歴が長くなった時に、発注担当としてやっていた時期もあります。
院内備品の在庫確認・発注
医療材料…シリンジ・注射針・ガーゼ・テープ・手袋etc
院内備品…トイレットペーパー・ペーパータオルetc
主に消耗品の在庫確認をして、アスクル等に発注。
ここでアスクルという業者を知りました。
器具の洗浄・滅菌
病棟の時は材料室というのがあって、器具の滅菌は全てそこで管理していました。
なので、滅菌するオートクレーブという機械があることを初めて知りました!
このような機械に医療器具を入れて滅菌します。
その後に滅菌パックに入れて封をします。
こういう仕事も、大学病院にいた時はやることがなかったことなので、新鮮でした(^^)
院内の掃除
これは掃除業者さんがいたのでありませんでしたが、クリニックによって毎日院内の掃除はあります。
美容外科・美容皮膚科の看護師
私が勤務していたクリニックは美容外科と美容皮膚科の両方の治療・施術がありました。
割合的には美容皮膚科の患者さんが多かったです。
美容に来ると、患者様→お客様に変わります。
病気やけがを治療する一般的な病院と比べると、よりサービス業としての側面が強いことが特徴かもしれません。
美容外科の看護師 仕事内容
手術の介助(直接介助・間接介助)
豊胸手術、脂肪吸引などの大きな手術から、
二重まぶたの整形、フェイスラインの引き上げ、鼻のシリコン挿入などの小さな手術もあります。
直接介助をするのは、オペ室出身ナースが入ることが多かったですが、私も間接介助に入ったりすることがあったので、手術器具の名前は少し覚えることができました。
今でも覚えているのが、このモスキート鉗子。
一番インパクトが強かったのは脂肪吸引のオペ!!脂肪が…吸われて出て来るんです(゜o゜;
その取った脂肪を胸に入れて豊胸手術したり…すごい世界ですよね。。。
手術中は輸液管理がある時もありますが、サーフローを挿入するのもナースの仕事。
大学病院ではサーフロー挿入は医師がやっていたのでそこも驚きでした。
手術後の処置
手術後の傷の消毒の介助をしたり、傷の保護の処置。
消毒後の傷にガーゼを当ててテープでとめたりする。皮膚科でもあるような処置です。
美容皮膚科の看護師 仕事内容
美容外科は1~2割くらいで、メインは断然美容皮膚科の治療でした。
レーザーを使用した医療脱毛、高周波エネルギー(RF)を使用したフェイシャル治療で来院する方が多かったです。
主に多かった施術で、覚えているもの
レーザー・RF治療
- レーザー脱毛
- フォトRF
- フォトフェイシャル
- サーマクール
- ポラリス
- フラクショナルレーザー
- タイタン・ジェネシス
医師の診察でお悩みなどを問診し、悩みに合った治療を決定します。
まぁ大体は自分がやりたいものがあって来院する方がほとんどですが…。
診察の後は、6部屋ほどある処置室で医師の指示の元、看護師がレーザー治療を行います。
レーザー治療をして、顔を拭いて…という作業を延々としていた日もありました^^;
レーザー以外の治療
- ヒアルロン酸注射
- ボトックス注射
- 脂肪融解注射
- 美容点滴・プラセンタ注射
- ピーリング
- イオン導入…etc
ヒアルロン酸やボトックスは顔に打つ注射ですが、
初めて見た時は、顔に針刺してる!!と衝撃的でした。
注射は医師がやるものが多いですが、美容点滴やプラセンタは看護師がやるので、
注射が苦手な私はあまりやりませんでした^^;
職場の人間関係
仕事は前述した通り、ほぼ毎日残業で忙しいクリニックでした。
しかも院長は高慢な感じの人で、人望があるようなタイプの人ではありませんでした。
それでも病棟より長く、3年間続けられたのは仲の良い同僚がいたからかもしれません。
大学病院の病棟と違って年上の人が先輩…というわけでもなく、年齢もバラバラ。
派手な人、キャバ嬢経験のある人、ギャルっぽい人、留学経験のある人、
これまでの人生では関わることがなかったかもしれない人達と出会いました。
自分とは違うタイプの人達ばかりで、それが面白かったのかもしれません。
辞めてから10年以上経った今でも仲の良い友人関係は続いています。
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