こんにちは、保育園看護師のいちごです。
保育園で働く看護師さんの中で、掃除ばかりしているなぁ~という方!
いらっしゃると思います^^;
現に系列園の看護師が集まった時、
保育士さん達は自分のことを『時給の高いお掃除のおばちゃん』としか思ってないと思う…
と言っていた看護師がいました^^;
本記事の結論!!
保育園における掃除とは、ただ単に掃除として考えるのではなく、
保育園の衛生環境を整える大切な業務の一つである!
と考えれば、保育園看護師の立派な仕事となります(*^^*)
今回は、わたしが良く行っている掃除についてです。
子供にかかわるお掃除&消毒
トイレの掃除&消毒
朝と夕方にトイレ掃除の時間がありますが、
それ以外に子供がうんちをした時に行います。
子供がうんちをした後は、便座、扉、壁、水栓レバー、ペーパーホルダーなどを消毒しています。
通常時はアルコールで消毒していますが、胃腸炎が流行った時は全て次亜塩素酸ナトリウムを希釈した物を使用して掃除しています。
子供にはうんちをした後に、うんちをしたよというマークを扉に貼ってもらっています。
食べたら出るという子が多いので、給食のあとはお掃除タイムとなります。
おもちゃの消毒
通常は一日一回行います。
特に乳児のおもちゃの消毒です。
今はコロナという感染症もありますし、乳児はなんでも口にします。
口に入れてしまうおもちゃは次亜塩素酸ナトリウムを希釈したもので拭きます。
拭いた後はしっかり乾燥させた後、保育室に戻します。
昨年度から、除菌効果のあるおもちゃ箱も導入。
まだクラスに一個とかなので、基本は手作業です^^;
保育室全体の消毒
クラスで熱の子供や嘔吐&下痢の子が多発した時に行います。
部屋全体なので、複数名で行うことが多いです。
扉、床、壁、ロッカー、テーブル、椅子…拭ける所は全て次亜塩素酸ナトリウムを希釈したもので拭きます。
通常時は、週に一回消毒を行っていますが、感染症が多発した時のみプラスで行います。
園全体のお掃除&消毒
- 階段の手すり・ドアノブ・スイッチなどの共有部分の掃除と消毒
- 階段掃除
- 各クラスとトイレの水場の掃除(排水溝含む)
- 窓拭き
- 靴箱(職員&園児)の掃除
- カーテンの洗濯
- 保育園用の予備服の洗濯(園児が忘れた時などに貸し出す服)
1~3は基本的には毎日保育士さん達がお掃除していますが、特に汚れが気になった時に重点的にやったりします。
排水溝の掃除まであまりやってないこともあり…臭いの原因にもなったりするので、
100均で排水溝用ブラシを買って来て、お掃除していたら、
『そんなブラシあるんですか~?』と保育士さんに言われました^^;
共有部分の消毒は基本的にはわたしがやっています。
4~7は不定期でやってます。
そろそろ、衣替えの時期なので、予備服のお洗濯しないとです!
掃除は保育園での大切な業務の一つです
毎日行っている場所に関しては、基本的には保育士さんがやっていますし、
わたしだけがやっているわけではないので、保育園看護師は掃除ばかりというのはちょっと偏った見方です^^;
保育士さんは、子供優先ですから…
掃除に関しては、保育士さん達だけではできない部分をわたしが補っているという感じです。
掃除をするメリット
掃除により園児の安全を保つ
保育園には髪の毛やほこり、食べかす、小さなゴミ、様々なゴミが落ちています。
小さな子供は何でも口に入れてしまう危険性があります。
また、食べかすが落ちていて、アレルギーの子供が誤食してしまったりする危険性もあります。
掃除をすることにより、誤食・誤飲を防いだり、
床のささくれや、椅子やテーブル、おもちゃなどの破損などに気づくことができ、
事故やケガを未然に防ぐことができます。
掃除をする姿が子供の自立につながる
職員が掃除をしている姿を子供達が見ると、きれいにしようとする意識が高まります。
特に幼児組になると、きれいにする意味もわかってきます。
掃除に対する意識が身につくと…
- 自然と落ちているゴミを拾って捨てる
- 使った物を元に戻してきれいにする
- 食べこぼしても自分で後始末をする
- 汚れているところに気づいてきれいにする
わたしが掃除していると、幼児組の数名から『お掃除してくれてありがとう』と言われることがあります。
職員がお手本になって、子供の自立を促していけたらいいなと思います。
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